9月下旬の晴れわたった日曜日、
「北海道立近代美術館」の前で妹と待ち合わせをしました。
日曜日とあって当日券購入場所は長い列が続き、
館内は混み合っている様子!!
眼の前で「ゴッホ絵画」のタッチや色使い説明文をよくよく見たくても無理とわかり、
「音声ガイド」を使うことに・・・大正解でした!!
浮世絵に影響を受けたゴッホの描いた花魁(おいらん)がパンフレットの表紙を飾っています。
模写の形を借りたゴッホの独創あふれた色使いの絵画。
二つ折りになった中を開くと ポスト印象派のゴッホが影響を受けた浮世絵と日本への憧れが、
絵画と共につずられているパンフレット。
フィンセント・ファン・ゴッホは 27歳からデッサンの勉強を始め、
37歳で生涯を閉じた天才画家。
画家生活10年間で、 油彩は900点、素描は1100点。
傑作は 晩年の2年半(1888年2月~1890年7月)といわれています。
代表作「ひまわり」は 1888年2月~1890年1月にかけての作品。
ゴッホにとって南仏のアルルは日本という名の「ユートピア」でした。
ゴッホの心の輝きが伝わってきます!!
ゴーギャンとの「ユートピア」は意見の対立と「耳切り事件」で崩壊。
その後 南仏の聖ポール療養院で治療しながら描いた絵画。
フランス南部のサン・レミ精神病院で描いた絵画。
ゴッホが描いた最後の絵画。完成後2~3週間後に拳銃で自らの命を絶ったと伝えられています。
天才画家ゴッホは 生前900点もの油彩画を描いたにも関わらず、
売れたのは「赤い葡萄畑」1点だったのです。
制作費・生活費は弟「テオ」からの援助でした。
「ゴッホ」と「テオ」との兄弟愛の深さは、圀府寺 司(こうでら・つかさ)
大阪大学文学研究科(美術史)教授の著書「もっと知りたい[ゴッホ]生涯と作品」で
知ることになりました。
10年ほど前 ポスト印象派「ゴッホ展」があった時、
私の心をとらえた絵「テオへの手紙」を購入して・・・居間の壁に飾られてあります。
夜に撮ったせいか暗めですが 実際は紺色の背景と机の黄色と手紙の白、
配置や色のバランスが素晴らしく飽きることがありません。
「ゴッホ展」を観終わった後・・・天才画家の生涯をもっと知りたくなり、
圀府寺司先生の著書を読み進めていくうちに、「ゴッホ」の崇高さが心をとらえて、
気軽にブログが書けなくなりました。
まだまだ「ゴッホ」について 特に浮世絵の影響について伝えられていないのですが・・・
凡人には計り知れないほどの才能の持ち主!!
天才画家「ゴッホ」を実感します!!
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